柱状改良工法はセメントミルクを注入して土を柱状に固め、その上に基礎を作るという方法です。
柱状改良工法はセメントミルクを注入して土を柱状に固め、その上に基礎を作るという方法です。
表軟弱な地盤の土とセメント系固化材(地盤改良用セメント)を混ぜ合わせ固化させ、地盤の耐力を増し不同沈下を防ぐ方式です。
鋼管杭工法とは住宅の荷重を小径構造用鋼管杭を介して強固な地盤に伝える事により、支持力の確保及び沈下の抑制を図る工法です。
■狭小地でも施工しやすく、工事用の電源や、施工用の水を使用しません。
単管は最長6m。先端翼と軸管を分離して運搬できるため大きい車輌が入らない場合でも施工が可能です。また仮説の水道や電気を必要とせず段取りもしやすいです。
■基礎着工までスピーディ
セメントを使用しないため、固化するまでの養生期間を必要としません。そのため工事直後から自信を持って元請様へお引き渡しができます。
■無振動・無排土で発生土がない
杭軸周辺に空間ができ、逆回転しながら土を締め固めます。※杭周辺の土が減る事があります。
■2日間施工件数の低減による粗利率の向上
施工性、複合地盤設計により1日施工の現場数が増えます。1日200m(当社調査による)
工法 | 現場数 | 1日現場% | 複数日現場% | 1日現場数 | 複数現場数 | 1日現場日数 | 複数現場日数 | 稼働日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
柱状工法 | 15 | 50% | 50% | 7.5 | 7.5 | 7.5 | 17.5 | 25 |
CPP工法 | 20 | 80% | 20% | 16 | 4 | 16 | 9.3 | 25 |
保護被膜作用
亜鉛メッキ表面に緻密なさびの薄膜(空気や水を通しにくい安定な性質も持つ)が形成され、この緻密なさびが強力な保護膜となって、その後の腐食の進行を防ぎます。
・犠牲的防食作用
亜鉛メッキ被膜になんらかの理由で傷が生じた場合、周囲の亜鉛が陽イオンとなって電気化学的に保護する犠牲的防食作用により、鉄の腐食を抑制します。
※亜鉛の防食速度は鉄より遅く、鉄の10~25倍の耐腐食性を持っています。
先端翼つき細径鋼管だけで支えるのではなく、原地盤と両方で支えます。支持力の増大と、沈下を抑制します。
※原地盤:手を加えない自然の地盤
適用建物
地下3階以下、高さ13m以下
適用地盤
粘性土および砂質土(ローム地層を含む)基礎下および先端翼下に新規盛り土、腐植土等、圧密沈下の可能性が高いと考えられる地盤がある場合、適用不可とする。
先端翼をロッドの先端に取り付け、
1.先行して正転で回し、予定深度の支持層に定着させる。
2.ロッドの中の空間に細径鋼管(単管パイプ)を挿入し、先端翼と連結させる。
3.逆回転で細径鋼管(単管パイプ)の周辺にできた空間を土砂で締固めながら引き上げる。
4.細径鋼管(単管パイプ)に天端キャップをする。
※従来の鋼管のように先端翼と軸材を固定して軸材を回転させて打開する方法は、施工機械の回転力に軸材が負けてしまうために実際の建物荷重を支えるのに必要な性能以上の軸材を使用していました。