安全性・信頼性の提供
長年、地盤改良工事に関しては、施工機のオペレーターの勘に頼る、または依存するケースがほとんどでした。そのため、目に見えない地盤が良く理解できず、安全性や信頼性が乏しいとされてきました。近年、住宅の安全性が注目される中、オーヤマ重機では、より正確で安全な施工性能を証明する地盤改良施工管理システム『GEO-MONITOR』をすべての施工機へ標準装備しています。
GEO-MONITORの特徴
地盤改良工事の施工状況をリアルタイムでモニタすることが可能になりました。
【モニタ表示項目】
施工深度、切削・撹拌回転数、セメントミルクの注入量、切削・撹拌回転トルク、貫入圧入力、杭の傾斜角度等(演算速度・分解能は10msec)
モバイルによるデータ通信により、施工機が遠隔地にあってもデータを事務所にて確認することができます。また、施工機側では施工データを不正に入力することは出来ません。施工終了後速やかに施工データをサーバーに送信し、施工データの改竄を防止しています。
送信された施工データはWebサーバーで管理され、施工データをWeb上でダウンロードします。また施工データは10年間保管しています。
湿気ジェットミキサーとは
セメントミキサーは、柱状改良工事のセメントミルクの品質を左右します。AMP-6LTは、特許MJPの取得によりセメントミルクを均一な練に仕上げる事が可能となりました。オーヤマ重機では、コンパクトで高性能なAMP-6LTを全ての施工機へ標準搭載しています。
湿気ジェットミキサーの特徴
外形寸法 高さ:2271mm 長さ:2065mm 幅:1536mm 総重量:1140kg
・2t標準トラックに積載可能
・小型移動式クレーンで積載可能
住宅地盤の補強工事等の狭小地に適したコンパクトで高性能なセメントミキサー
・従来の機械撹拌では、セメントと水を均一に練る事が不可能でした。
・特許MJPでは3.4kg/cm2の駆動圧力水に直接セメントが接触し、撹拌されます。また、特許MJPは真空ポンプとしての機能があるためセメントを吸引しながら撹拌します。セメントミキシング時の防塵効果があります。
機械撹拌のような偶然の撹拌ではなく、特許MJPを使用している混気ジェットミキサーは駆動圧力水とセメントが直接撹拌しているため、今迄に無い非常に品質の高い均一なセメントミルクを生産します。
現場での生産性を上げるため自動運転(連続バッチ方式)により、セメントミルクを生産する為、ミキサーから離れていても自動的にミルクは生産されます。セメントミルクの使用量に応じて、自動運転はA、B、Cの3つのモードから選ぶことができます。
2.と同様にセメントミキシング部分が特許MJPを使用しているため、ポンプの吐出能力により、出来上がったセメントミルクをアジテーターへ移槽します。また、水タンク(セメントミルク装置)から同時に重力落下による移槽も行いますのでセメントミルクの移槽時間が軽減されます。
渋滞のセメントミキサーよりセメントミルクの生産性が高くなります。
当社比 PY-6LT:AMP-6LT=1:2
通常の自動運転の他に、新たに自動洗浄運転機能が追加しました。任意に設定されたバッチの自動運転後、自動で洗浄運転を行います。再度スタートボタンを押すと自動運転が開始されます。また、給水された水は一旦水タンクを通りますので、毎バッチ給水時に水タンク内は洗浄される仕組みになります。
施工データ管理システムとは
ジオモニターにより収集され、送信されたデータをWeb上で管理するシステムです。送信された施工データはインターネットブラウザ上でダウンロードし、杭のデータを杭一覧・杭詳細・杭集計・グラフの形式に変換します。また、いつでもデータ閲覧、ダウンロードを行うことが可能になりました。
施工データ管理システム
地盤改良工事の施工状況をリアルタイムでモニタすることが可能になりました。
モバイルによるデータ通信により、施工機が遠隔地にあってもデータを事務所にて確認することができます。また、施工機側では施工データを不正に入力することは出来ません。施工終了後速やかに施工データをサーバーに送信し、施工データの改竄を防止しています。
送信された施工データはWebサーバーで管理され、施工データをWeb上でダウンロードします。また施工データは10年間保管しています。